唐津市相知(佐賀県)にある「エルアンこども園」様では、2022年度より「ICTたいむ」(課内教室)を導入いただき、月に1回訪問しています。
今年度の最後となった3月の「ICTたいむ」では、1年間の成果を伝える場として、「プログラミング作品の発表会」を実施。保護者の方々も参観され、多くの方に見ていただく機会となりました。
3人1グループで、ScratchJrというアプリを使い、協力しながらプログラミング作品を制作。
園での生活や遊びなどをモチーフに、登場する人物(主に、自分たち)や、キャラクター、アイテムなど、様々な工夫が盛り込まれ、豊かな世界が表現されていました。
プログラミングも、キャラクターなどを動かしたり、大きさを変えたりするだけではなく、食べ物を隠したり(食べたように表現する)、お話がつながるように声を録音して利用したり、イメージした世界を形にするために、プログラミング的な思考力とスキルを存分に発揮してくれていました。
発表後の質問タイムでは、作品を見た子どもたちからの質問に、表現の工夫や意図を言葉で伝え合う姿が見られました。
参観された保護者の方も
「自分たちの頃にはなかったことができるようになっていて、凄いと思います。」
「プログラムを工夫して作品を作っていて驚きました。」
といった感想を伝えてくださいました。
「まつ・みる・おうえんする」を合言葉に、グループでの多様なICTの活用を通して、
「協同性、思考力の芽生え、数量・図形・文字等への関心・感覚、言葉による伝え合い、言葉による伝え合い、豊かな感性やと表現」
という「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」の育にも繋がったと思います。
小学校に行っても、GIGAスクール環境などのICTを活用しながら、自分らしく豊かに学び育っていくことを願っています。