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つるみね保育園のハイブリッド保育を視察してきました。

「つるみね保育園」朝の活動では、ギターやピアニカやアコーディオンなどの生演奏の中で、元気いっぱいに歌います。
「つるみね保育園」朝の活動では、ギターやピアニカやアコーディオンなどの生演奏の中で、元気いっぱいに歌います。

鹿児島県鹿屋市にある「つるみね保育園」。

長年、ハイブリッド保育(9割のアナログ保育と1割のデジタル保育 ※「デジタル保育」は、つるみね保育園さんの登録商標)の実践を続けておられます。

 今回で7度目の視察。

 目的は、2019年度から新園舎に移転され、ますます充実した保育に取り組んでおられる様子から、様々なことを見て聞いて学ぶことです。

 

「デジタル保育」

つるみね保育園に行くと、「9割のアナログ保育」が充実している中に、子どもたちの将来から逆算し「デジタル」の良さを上手に生かしておられることを実感します。

 

写真を使った「プレゼン」は、デジタル保育の象徴的な取り組みだと思います。

4歳、5歳の子どもたちが人前にたち、自分のことを、自分の言葉で、堂々と発信します。

大人だって、なかなかできないことですよね。

写真に写っているのは、家族と遊んでいる姿や、料理をしたり、お手伝いをしている様子など。

友達に、自分のことや家族のことを伝え、知ってもらう。

この時の子どもたちの、なんとも嬉しそうで誇らしげな表情に、何度視察に行っても毎回感動してしまいます。

 

「デジタル保育」という言葉からは、様々な印象を持たれるかもしれません。

実践の様子を目の当たりにすると、「言葉の充実」「人と人の繋がりの充実」「発信する力の充実」を感じることでしょう。

地方に住むと、少子高齢化の現実に直面する機会も少なくありません。私が住む佐賀県もそうです。

そこで育つ子どもたちが社会に出る10年、20年後、

地方を支え、国を支えて、社会で活躍するためには、

自分の言葉で、自分の考えを伝え、仲間と共に行動するチカラは不可欠だと思います。

その原動力を育む環境や機会が、4歳、5歳のころから提供されています。

 

デジタルだけではなく、五感を使って遊び、畑を耕して作った作物を食べるなどの食育にも取り組み、生音の演奏に囲まれて歌うなど、9割のアナログ保育の充実ぶりにも、毎回驚かされます。

安心、安全への細やかな配慮にも、学ぶべき部分が多々あります。

視察に行かれた際は、デジタル保育だけではなく、アナログ保育や、園の取り組み全体の充実ぶりも、ぜひご覧になってください。

 

以前の園舎も、大自然に囲まれ素敵な環境でした。

新しい園舎は、さらに安心・安全な環境で、

子どもたちの好奇心をくすぐる仕掛けあり、映像や音響も素晴らしく、デジタル保育を実践されるアトムの部屋もスケールアップしていました。

素晴らしい保育環境と、子どもたちを暖かく支えておられる先生方。

子どもたちが、自分らしくのびのびと育ち合い、学び合う姿をたくさん見ることができました。

 

つるみね保育園の「デジタル保育」に出会ったのは、2014年3月の事です。

その時に受けた衝撃。「たった1台のiPadで、こんなにも豊かな学びを提供できるなんて!」

あの日から、幼稚園・保育園でのICT活用をサポートすることは、私の生涯を捧げるべきミッションとなりました。

その時と変わらぬ、素晴らしい保育を続けておられることは、私たちの活動の道しるべとなっています。

 

新園舎移転と、新学期のお忙しい中、視察を受け入れてくださった杉本正和園長と先生方、心より感謝申し上げます。

そして沢山声をかけてくれた(英語の質問も多数!)子どもたち、本当にありがとうございました。