~時代の変化~
この10年、子どもたちを取り巻く環境は、大きく変わりました。
ゲーム機、スマートフォン、タブレット端末など、いつでもどこでも、インターネットやICT機器が利用できる環境に囲まれて、生活しています。受け取る、また発信する情報の量は増加する一方です。
大人の仕事も、大きく変わりました。
学歴重視、終身雇用は古き良き時代のものとなりました。
氾濫する情報の真贋を見抜き、本質を捉え、課題解決策を見出し、実行する、
「自分の言葉で表現できる」「自分で考え行動できる」
そうした人材が求められ、活躍する時代になりました。
~未知なる未来を予測する最善の方法は、それを創造すること。 by Alan Kay (パーソナルコンピュータの父)~
子ども達が大人になった10年・20年後、日本は超高齢化と人口減少という未知の時代に突入しています。
これまでに経験したことのない課題が表れ、これまでに無かった解決策が必要となります。
今は予測不可能な課題でも、その解決策を創造する能力が備わっていれば乗り越えていけるのではないでしょうか。
~これからの子ども達に必要な能力とは~
未知なる未来で自分らしく生活し社会に貢献するためには、どの様な能力が必要でしょうか。
ICTスクールNELでは「ICTを活用する能力」「情報を活用する能力」この2つの能力を育み、伸ばしていきます。
ICTは諸刃の剣でもあります。
使い方を誤れば自分の未来に良くない影響を残すこともあります。
正しく活用できれば自分の世界はさらに広がり、未来がより豊かなものになります。
情報を活用する能力とは、必要な情報を収集・判断・処理・編集・創造・表現し、発信・伝達できる能力です。
この中にはデジタルに限らずアナログの情報も含まれています。
この2つの能力を正しく育み伸ばすことは、未来社会で自分らしく生活し、社会に貢献するためには必要不可欠なものだと考えています。
~デジタルもアナログも組み合わせる。豊かな思考や表現や創造ができる場所とカリキュラム~
iPad、WindowsPC、Mac、ロボット、ブロック、ドミノ、紙やハサミ、etc…
プログラミング、タイピング、工作とICT、えほんづくり、新聞作り、写真加工、動画編集、ピタゴラ装置づくりetc…
デジタルもアナログも組み合わせて、様々な道具を活用しながら表現や創作活動を行います。
一人一人の個性を尊重しながら、考えること(思考)、表現すること、創作することが好きになる様に取り組んでいます。
子ども達が楽しく安心して活動するための場所と環境とカリキュラムを提供しています。
〜伝えるのは「自分自身」〜
いいこと思いついた! アイデアを形にできた! 楽しいこと、面白いことを紹介したい!
誰かに伝えたいことが生まれた時、それを伝えるのはiPadでも、パソコンでもありません。
伝えるのは「自分自身」です。
どう伝わったのか?うまく伝えられているか?よりよく伝える方法を考えるのも「自分自身」です。
自分自身で伝えることの「楽しさ」「嬉しさ」を体験してもらえる様に、
プレゼンテーションや作品展などの活動を通して、子ども達をサポートしています。
ICTスクールNELは
我々が今できることに全力で取り組みながら
子ども達が未来に向かって学び育つための場所です。
ICTスクールNEL 佐賀本校 校長 田中康平